
昭和49年(1974)11月2日 歌舞伎座ほか、松竹諸劇場に於ける番附等の執筆者であった
故 保坂光亭(ほさか こうてい)が、松竹株式会社関係諸氏より進言を受け
歌舞伎文字勘亭流の保存・継承と普及を目的として開設した私設の教室です。
平成29年(2017)より勘亭流書道研究会では、年四回歌舞伎座番付の筆耕を担当しています。



代表(指導者) / 原島 鴎亭 (おうてい)
昭和56年(1981) 保坂光亭に入門
現在 歌舞伎公演の実務に携わる
平成26年より勘亭流書道研究会代表
代講指導者 / 鈴木 舟光 (しゅうこう)
昭和61年(1986) 保坂光亭に入門
平成14年木挽町にて勘亭流個展を開催
平成26年より教室運営・指導

安永八年(1779)江戸堺町(現・人形町)の御家流書家 岡崎屋勘六が
九世 中村勘三郎の依頼により、中村座の初春狂言「御贔屓年々曽我」(ごひいきねんねんそが」を興行的な縁起等の工夫を加え外題を看板に揮毫したのが始めとされる。
この看板の書体が評判となり、各地に広まり歌舞伎文字として定着する。
俳号である「勘亭」と署名したところから勘亭流と呼ばれるようになった。
勘六を流祖とし今日に至り、西浅草 清光寺(せいこうじ)にその墓がある。
*御家流:江戸時代の公文書に用いられた実用書体






稽古日 | 1回目 > 第1土曜日 午後 1:00 ~ 4:00 2回目 > 20日前後の平日 午後 5:00 ~ 8:00 |
稽古場 | 台東区西浅草 2-14-5 八幡神社 社務所2階 <最寄り駅> 地下鉄 メトロ銀座線 田原町駅 徒歩5分 地下鉄 メトロ銀座線・都営地下鉄 浅草線 浅草駅 徒歩10分 つくばTX 浅草駅 徒歩3分 |
月謝 | 入会金 2,000円 月謝 7,000円 |
稽古内容 | 歌舞伎・舞台等の外題を題材にした手本をもとに実技指導。 各回の提出清書に対し添削をいたします。 |
その他 | 作品展・書初め展等開催(自由参加・費用別途)。 教室見学ご希望の方はお問い合わせください。 |
持ち物 | 筆(削用中程度)・下敷き・墨汁・用紙(コピー用紙B4)。 |
